□ News 2012/12/03
平成24年12月3日(月)
第二回
文部科学省「量子ビーム基盤技術開発プログラム」
シンポジウム 開催

平成24年12月3日(月) 東京秋葉原UDXギャラリーNEXT 4階(NEXT-1,NEXT-3)において、文部科学省、 高エネルギー加速器研究機構主催の第二回 文部科学省「量子ビーム基盤技術開発プログラム」 シンポジウムが開催されました。
文部科学省では、「量子ビーム」の将来性に着目し、「先端技術」のキーテクノロジーの一つと位置づけ、平成20年度より、「文部科学省量子ビーム基盤技術開発プログラム」を実施しています。このプログラムは、ネットワー ク型の研究拠点を構築して、量子科学技術分野のシーズと産業界等のニーズとの融合を図り、新たな知見を創出すことで、国際競争力を強化することを目的としています。
初回(平成22年度 )の文部科学省「量子ビーム基盤技術開発プログラム」 シンポジウムに続き、プログラムの参加機関が一堂に会し、研究概要及び研究成果を公開することを目的として開催されました。各研究課題の代表者による研究成果報告の他に、今回は、「ポスター展」も行い、特別講演として科学技術振興機構 中村 道治 理事長からは、「わが国の科学技術イノベーションの展望」、東北大学の百生 敦 教授からは、「X線画像の革新 –X線の位相利用–」、大阪大学の谷村 克己 教授からは、「超高速物質構造科学の新展開 -相対論的超短電子パルスによる時間分解構造解析-」を講演して頂きました。
当日は、大学や研究機関からの研究者、一般の方々からも多くの参加を頂き盛況のうち閉会いたしました。

日時:平成24年12月3日(月)10:00〜18:00
会場:東京 秋葉原 UDXギャラリーNEXT 4階(NEXT-1,NEXT-3)
入場:無料
定員:200名(定員になり次第〆切)
事前申込:締切ました。多数の申込ありがとうございました。
問合先   TEL : 029-879-6251 / FAX : 029-879-6246
アクセス
・JR秋葉原駅(電気街口)徒歩2分,
・つくばエクスプレス秋葉原駅徒歩3分
・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 (2番出口) 徒歩4分
・東京メトロ銀座線 末広町駅 (1番出口) 徒歩3分

SCHEDULE
10:00−10:10 開式の辞、拠点事業全体の説明
井上 信(京都大学 名誉教授・
量子ビーム基盤技術開発プログラム プログラムディレクター)

10:10−10:20 主催者挨拶
原 克彦(文部科学省 研究振興局 基礎基盤研究課 量子放射線研究推進室長)
岡田 安弘 (高エネルギー加速器研究機構 理事)

10:20−11:20 特別講演「わが国の科学技術イノベーションの展望」
中村 道治 (科学技術振興機構 理事長)

11:20−11:50 休憩

11:50−12:50 特別講演「X線画像の革新 –X線の位相利用-」
百生 敦(東北大学 多元物質科学研究所 教授)

12:50−14:20 昼食

14:20−15:20 特別講演「超高速物質構造科学の新展開 -相対論的超短電子パルスによる時間分解構造解析-」
谷村 克己(大阪大学 産業科学研究所 教授)

15:20−15:40 「超伝導加速による次世代小型高輝度光子ビーム源の開発」
浦川 順治(高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設 教授)

15:40−16:10 休憩

16:10−16:30 「リング型光源とレーザーを用いた光発生とその応用」
加藤 政博 (自然科学研究機構 分子科学研究所 教授)

16:30−16:50 「軟X線の高速偏光制御による機能性材料の探究と創製」
雨宮 健太 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 教授)

16:50−17:10 「多様なイオンによる高精度自在な照射技術の開発」
神谷 富裕 (日本原子力研究開発機構 高崎量子応用研究所 ビーム技術開発課長)

17:10−17:30 「中性子ビーム利用高度化技術の開発」
鬼柳 善明 (北海道大学大学院工学研究院 量子理工学部門 特任教授)

17:30−17:50 閉式の辞
坂田 誠 (公益財団法人 高輝度光科学研究センター 客員主席研究員・量子ビーム基盤技術開発プログラム プログラムオフィサー)

発表内容

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